和菓子の日。
6月16日は「和菓子の日」だったそうだ。
その日は毎朝のサロンワークのうちの一つ、お掃除の途中で何気につけていたテレビの中の話題で「和菓子の日」が紹介されていたのだ。
普段わたしは、和菓子も洋菓子もコンビニに売っているお菓子も自分から好んで買う事はない。
整体を施す側の人間として、自分の身体を整えるときに運動や生活習慣も大事にしているが、何よりも口に入れる食べ物のことには気を配る。なるべく自然なものを摂るように心がけているし、なるべく食品添加物の少ないものを気にかけて買うようにしている。
今の私の体を作っている基本中の基本は口に入れている食べ物なのだ。
だが、この日は違った。
「和菓子の日」と言うキラーワードを聞いてしまったが故に、心の奥底に眠る和菓子愛が呼び起こされてしまった。
どうしようもない「かんころ餅」を食べたい衝動が、心の中を支配してしまったのだ。
長崎市築町の老舗の和菓子店
私の小・中学校時代の同級生には商売人の息子や娘が多く、そのほとんどが今や跡取りとなり立派に活躍している。
そんな同級生の一人が、長崎市築町の老舗の和菓子屋「亀屋饅頭」の主人となった。
ずっと親父さんの元で一緒にお店を切り盛りしていて、昨年からその同級生が中心となり、今でも地域の人に愛されるお店を守っている。(写真の人物がその同級生)
私も、これまでの人生の中で沢山の和菓子を口にしてきたが、どんな有名店やおすすめの和菓子を口にしたところで、この「亀屋饅頭」の和菓子が私の中でのKing Of 和菓子 なのである。それは今でも揺らぐ事はない。なんだかとても「しっくり」くるのだ。亀屋饅頭のお饅頭を食べるたびに「あ〜。これこれ!」ってなる。
かんころ餅ももちろん購入したのだが、衝動を抑えられず写真を撮る前に食べてしまった。気づいた時には、半分以上食べてしまっていたので画像はなし。そして、さらに美味しそうだったので購入していたお饅頭を代わりに写真に収めておいた。
この後、濃ゆめに入れた苦味たっぷりの緑茶と一緒にいただいた。
たまにはこんな幸せも良い。