腕や手のシビレ

ジンジン・ピリピリ・ズーンといった様々な表現で伝えられる「シビレ」

カラダのいろんな場所で感じられる現象（代表的なのは長時間正座をした時の足の痺れ）ですが、その原因もさまざまです。このページでは主に腕や手・手先に現れるシビレの主な原因などについてお話ししていきます。

大まかな原因は２つ。

シビレが起こる原因も非常に非常に多岐にわたるのですが大きく分けて２つのものが考えられます。

①神経障害・神経の圧迫

シビレを起こす代表的な症例としては神経障害・神経の圧迫があります。

コレらは一般的にも知られている・認知もされていることですので、シビレを感じて当サロンをご利用される方の多くは神経障害・神経の圧迫が起こっているのでは？と不安に感じておられる方も多いようです。

もちろん、そのようなケースで私の所見でもそのような兆候を疑う場合には速やかに専門医への受診をお勧めする場合もあります。以下に、専門医の診断を受けお医者さんの指示に従うべき病名や診断名をあげておきますので参考にしてください。

以上の兆候を認める場合には、専門医への受診をお勧めする場合もありますのでご了承ください。

②上肢への血流障害

正座を長時間すると足が痺れるように、腕や手に流れ込む血流障害でもシビレを感じることがあります。首や肩の筋肉の凝りが異常に強くなってしまったケースでは合わせて腕や手・手先へのシビレが症状として出ることもあります。

こういったケースは整体で筋肉や骨格の動きや柔軟性が回復していけば、シビレの軽減は十分に可能性があると感じますし、実際にそのような施術例も多くあります。病院などで、特に神経障害に関わるような診断が出ない場合はこのケースによるシビレの可能性が高いと思われます。

現代ではお仕事などでパソコン・タブレット端末などを使用した長時間のデスクワークをおこなう機会が多くなりました。加えて、個人のプライベートな時間でもパソコン・タブレット・スマホを使う時間も増えています。デスクワークやスマホを扱う姿勢はどうしても首をもたげる姿勢となり、頸部から肩・背中の筋肉に負担がかかり続けますので、コリの発生原因にもなっています。いわゆるキーパンチャー症候群と言われるものです。個人の印象では、コロナ禍以降は急激に首や肩のコリを訴える方が増え、症状のひどい方には頭痛や腕・手のシビレまで出現する方もいました。

③そのほかの原因

大まかな２つの原因（神経と血流）のほかに注意しておきたいのは、熱中症や脱水症状です。これらにみられる症状のうちの一つとして、手足のシビレがあります。

熱中症は暑い日に汗をかきすぎたりして起こるもので、他に筋肉の痙攣や身体のだるさ、吐き気、めまい、異常発汗など症状的には分かりやすいものが多く、十分な対策と素早い対処を行うことによって未然にも防ぐことが可能です。

個人的に、もう一つの原因として考えられている脱水症状は厄介だと感じています。というのも「隠れ脱水症状」と思われる状態の方が意外に多いということです。厄介だと感じるのは、自分では脱水状態にある自覚がないことです。

これも現代社会における弊害の一つなのですが、会社や学校など室内で過ごすことが多い現代社会において、エアコンの普及がここ数十年のうちに急激に進みました。これにより、暑くても寒くても室内気温は一定に保たれることとなり、真夏でも大雪の日でも室内は快適な温度が保たれるようになりました。その反面、空調の効いた室内は空気の乾燥が著しくなります。さらに、室温は快適なので喉が渇く感覚がなく水分補給が疎かになり知らず知らずのうちに脱水症状に陥っている場合があるのです。

もちろん対策としてはこまめな水分補給（できればお水や経口補水液）や塩分の補給（タブレットや梅干しなど）が何よりです。

一つハッキリと言わせていただくと、整体ではどうしようもできないシビレがあります。このページで最初にお伝えした神経の大元に問題があるケースです。脳腫瘍や脳出血は整体ではどうすることもできません。頸椎椎間板ヘルニアや後縦靱帯骨化症などは手術の対象となるものです。また、糖尿病性神経障害や甲状腺機能など、当サロンでの問診や検査によってそれらの疑いがある場合には、速やかに専門医の受診をお勧めさせていただきます。中には命に関わることもありますので。

整体サロン・GLITTERにおいてシビレの症状で対処できるものは「筋肉のコリ」などが原因で起こっているものです。それらは整体の施術により軽減できる可能性がありますので、まずはお気軽にご相談ください。

頑固な肩こり、腰痛などでお困りの方。カラダの歪みが気になる方、自律神経の乱れが気になる方、産後の腰痛などでお困りの方、膝や肩などの関節の痛みがなかなか取れないという方、などなど。お子様から、大人まで幅広い年代の方々にご利用いただいております。

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